top of page

製品情報>立位保持装置 tatti

1歳から始める

​スタンディング・ケア

tatti

​1歳からの立位のススメ

 人間の成長発達の過程は従重力位(臥位)から抗重力位(座位・立位・歩行)へと変化します。​さまざまな姿勢変化(活動や休息)の中で全身の調和がなされていきます。

 重度障害児は成長、発達に必要な抗重力位を十分にとれないため、さまざまなリスクが発生します。特に骨格形成において立位は重要です。​ 
 立位保持装置を生活の中に取り入れ、日常の中で重力の適切な影響が受けられるようにすることで、座位の安定や、歩行につながることが期待できます。

​こんなにたくさん!立位の効果

◎骨密度の維持・改善

◎股関節の安定化

◎変形拘縮の予防

​◎筋緊張の緩和、異常姿勢反射の抑制

◎循環器系の調整

◎消化器系の調整

◎呼吸器系の調整

◎泌尿器系の調整

◎空間認知能力、興味、独立心の育成

◎精神発達の促進・心理的効果

◎日常生活空間・時間のデザイン

◎歩行獲得への第一歩

1歳からの立位のススメ
こんなにたくさん!立位の効果

​なぜスーパイン・ボード?

立位保持装置にはtattiのようなスーパイン・ボード(背臥位から起立)の他に、プローン・ボード(腹臥位から起立)やスタンディング・フレーム(直立位保持)があります。
それらと比べて、スーパイン・ボードには以下の利点があります。


1.寝た状態から起こしていくので本人へのストレスが少ない。
2.低緊張で首がすわらない方にも使用できる。

3.介助者の負担が少ない。
4.姿勢を整えやすい。
5.足底への負荷や姿勢への負荷をコントロールしやすい。
6.立位の効果に上げた目的に沿った姿勢を実現できる。
7.褥瘡予防にも効果的。

なぜスーパイン・ボード?

​立体スリングだからみんなにフィット

 tattiの最大の特徴は、立体スリングシートとゲル内臓ベルトによる支持構造です。立体スリングシートは、スリングの張り調整と付属のパッド類によって、脊柱変形がある場合でも広い支持面が得られます。さらに、ゲルパッドを内蔵した胸・骨盤・膝ベルトは、身体に優しく、でもしっかりホールドしてくれます。このようなtattiだけの特殊な支持構造により、背臥位から前傾位までどの角度でも快適性を損なうことなく、安定した立位姿勢を保つことができます。
 また、tattiは全面が立体スリングシートなので、背臥位にするとベッド形状になります。そのため、プローン・ボードやスタンディング・フレームに抵抗感を持っているお子様でも、ベッドに移乗する感覚で安心して乗り込めるケースが多いです。もちろん、介助者にとっても移乗介助がしやすいので、日々の生活の中に取り入れやすいと思います。
 オプションにテーブルもご用意しています。立位姿勢をしっかり保持しながら、テーブル上での手作業に集中したり、高い視線を活かした活動を楽しむなど、日常生活の中で立位を活かした活動に取り組めるようになることが期待できます。
 欧米では、我が国よりも立位の重要性が広く認識され、立位保持装置の普及も進んでいます。我が国においても、1日24時間の姿勢管理の中に立位がより積極的に取り入れられることを目指して、tattiはお子様と介助者のどちらにとってもより快適に、より安心してお使いいただけるよう進化を続けています。

各部名称②.jpg
各部名称①.jpg
立体スリングだからみんなにフィット

1歳児から成人まで!選べるtattiシリーズ

1歳児から成人まで!選べるtattiシリーズ
%EF%BD%94%EF%BD%81%EF%BD%94%EF%BD%94%EF%BD%89%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%BA_edited.jpg

tatti-kids
幼児さんから立位を経験してほしいとの思いから生まれたキッズサイズ。
自宅でも使用しやすいコンパクトなスーパインボードです。
ティルトを起こした状態で必要となる保管スペースは約半畳。
成長に合わせて背もたれを延長できます。
適用身長は最長130cmです。

tatti

tatti
身長150cm対応です。
背もたれ幅は40cmと幅広45cmの2種類をご用意しています。
身体が大きくなりプローンボードへの移乗が難しくなってきた方にもちょうどよいサイズです。
がっちりしたフレームは安定感があり、室内移動も問題ありません。
tattiで立位をとりながら学校内を散歩するのもよいですね。

 

※tattiのフレームとベルト類は厚生労働省認定完成用部品です。

tattiタッチ電動.jpg

tatti-E
身長170cm対応の成人サイズです。
安全かつ楽に操作できる電動ティルトを標準装備しています。


病院・施設で使われている一般的なティルトテーブルとの違いは以下のとおりです。

  • 立体スリングの張り調整とパッドにより脊柱側彎や下肢の可動域制限に対応できます。

  • ストレッチャーのように移動しやすいので、施設内を持ち運んで使用できます。

  • 車体後方のバーを踏み込むことでリフトアップし、その場で回転やスライド移動が可能になります。ベッドへの横づけも楽々です。

  • 導入費用が大幅に安価です。

​シートカラー

bottom of page